カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長のリバ剣日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

コロナ渦でのお店の経営の経過(前半)

今朝から妻のお義父さんが日帰りで田舎から来てくれた。

ということで朝から、お義父さんと一緒に家族で近所のくいてぅ(カンボジアの麺料理)屋さんで朝ごはん。

美味しかった。

コロナ渦での経営の経過を振り返りたいと思ったので簡単にここに記す。

先に話すとカンボジアは世界でも有数のコロナに上手に対応した国であると思う。

抑え込みのち、感染拡大したが、現在、ほぼ落ち着き、国内では旅行も簡単にできるようになっている。

うちのお店は売り上げ自体はほぼ、コロナ以前に近い水準に戻っている。

戻っているというより、そこの数字に至れるように改善、工夫した結果である。

それにはたくさんの方に助けていただき、励ましていただいた。

ありがたい限りである。

うちはカンボジアとう観光国であるが、基本的に観光客を意識せず、地域の人(在住外国人が主)の食堂というコンセプトでやっていたので、実は、売り上げ下がったもののやっていける範囲だった。

しかし、途中で国内で感染拡大の原因となる事例が発生。 またたくまにロックダウンとなった。

おかげで売り上げは半減。

しかし、ロックダウンのため、出勤できなくなった社員も半数いたことから、給与も50%保証分となるため、人件費という面で助かった。

また、もともと配達を自前でやっていたので、なんとかやっていけた。(配達アプリを使うと手数料が高いので利益が出にくい)

少し話が変わるが、以前からの悩みの種がオーブンが小さいこと。だった。そのため、注文が多数になると対応できない。 冷蔵庫も少なかったため、生地も多く仕込めないので発酵不足等があり、正直に言って、ピッツァの品質にかなりのばらつきがあった。

実は2020年くらいから、なんとかそれのための資金調達ができないかと考えていた。そのおり、いつもお世話になっているA社長とひょんなことからその話しになり、5000$の投資を得られた。

これのおかげで今がある。

これと同時期に日系のパン屋さんがオーブンを売りに出した。

引っ越ししなくてはならなくなったが、建物を壊すことを家主が許可してくれなかったこと、引っ越し先のサイズに合わないこと(外部要因的な理由があります)で泣く泣く売りに出されていました。なんとかかんとか、うちのんより一回り大きいそのオーブンを購入。 購入あと、お店の横に住んでいたので、そこの玄関先を第2のピッツァ場にした。 機材をそろえ、始動。

冷蔵庫も購入できた。

実は発酵の方法も改善した。

だいぶと品質も安定するようになってきた。

この$5000がなければ私のお店はのちに来る最大のピンチも乗り越えられなかっただろう。

本当に感謝である。

おかげでかなりスムーズに店内の提供もデリバリーもできるようになった。

これで盛り返してきたと思った。

が、このあと最大の山場が待っていた。

後半に続く。