カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長のリバ剣日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

今日で7周年。感謝しかない。 〇周年記念でなにかするのはやめた話。

今日で2015年のオープンから7年だ。

いろいろありすぎて、あれやけど、自分の未熟さ、不勉強を痛感し続けたこと。

成長を実感できたこと。

私は家族もスタッフもお客さんも業者さんもご近所のみなさんも友人も先輩経営者のみなさまにも、人に支えられて、助けてもらってなんとかかんとか、7年歩いてこれた。

何度か諦めかけたことがあったがそのたびにやれることやっていった。

でも基本的なコンセプトは一緒。

方法はいろいろ変えるし、誤解を生むこともあるだろうけど、根っこは一緒。

日本の時から根っこは変わらない。

でも芽が出て、少しづつ、成長しているので形は変わっている。

それはそうと、私は2年前やったかな。

〇周年記念でプロモーションとかイベントするのをやめた。

理由はいろいろあるが、大きく2つ。

1つは割引とかしてもし続けられるわけもなく、案外、常連さんにそれが届かない。(パーティとかしたけど、普段来ない人ばっかり、ここぞとばかりに来る)

2つ目の理由はうちのお店の社会的役割としてはそれは必要ないのではないかと思ったこと。

1つ目は事実だが、そこを追求したいのならやりようはなくはない。

しかし、2つ目が一番大きい。

うちは地域の普段使いの食堂である。

普段着で仕事終わりにうどん食べたい、お好み焼き食べたいとなじみの店に今日も来る。

うちに求められてるロールはいつも通りである。

ちゃんと普通に営業していることが求められることである。

自分で言うのもなんだが、同業他社と比べてもうちは価格はすでに良心的である。

変わらず、日々、ベストを尽くす。

〇周年記念で新規客を探すより、今日も食堂として来てくれるお客さんのためにちゃんと普通に営業する。

混んでて、入れないという場合はごめんなさいという他ないが。

割引がないと怒りだす方がいるならどうぞ、割引してくれるお店に行ってもらいたい。

(よく、値上げしたほうがいいと諭されるくらいだ)

今日も地域の食堂として、おごらず、変わらず、でも、日々、少しづつ、成長していけるように歩いていきたい。

今日も感謝。

7年ありがとうございます。

8年目もよろしくお願いします。

店主

北浦弘樹