カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長の日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

値上げをすること、配達料をいただくことを決めて、発表した。

昨日、正式に現場とFBと一部のお客さんに値上げと配達料をいただくことを発表をした。

値上げ幅は1%程度。

配達料は相場の1000リエル($0.25)

ちなみに配達料の相場は$1。

まわりは$1くらいとったらいい。 

とか1000リエルは安すぎるとかの声がある。

しかし、値上げというより、0から1というのは実はハードルが高い。

例えば10円のものが20円になってもそんなに気にしないだろう。

しかし、無料だったものが10円になったらどうだろう。

多分、「あ、お金いるんや。」と止まると思う。

特に貧乏性の私にはそういう恐怖がある。

実際、値上げしたためにマナーの悪いお客さんから中指を実際に立ててクレーム言って去って行った現場を知人の店で見たことがあったからその記憶もありよけいに感じる。

そういう恐怖感ともう一つは世界情勢による物価高である。

経済がよくなっていて物価があがっているのであれば値上げは問題ない。

むしろすべきだ。

しかし、経済というより世界情勢が戦時中というトラブルの渦中のための物価高である。

みなの景気や気持ちの問題、お財布の引き締め等もあると思う。

しかし、うちもボランティアではない。

多少はいただかないと商売が成り立たない。

1000リエル/回でも十分にガソリン代はまかなえる。

値上げも1%程度させてもらえれば原価やガソリン代はある程度補填できる。

全部が補填できるわけではないが、十分に助けにはなる。

自分の都合だけで商売はできない。

社会があって、自分たちが商売できる。

地域の中で生きる。

地元の食堂として、役割を果たせればと思う。

今日も感謝。