カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長のリバ剣日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

新入社員向けのMTをやる意味。シンプルに必要なことをやる。

自分の口で説明できないことや、意味のないこと、必要ないことをやるのは好きじゃない。 昔から。

新入社員向けにちょっとすり合わせ的なMTをいつも行う。

研修ってほどでもない。

毎日の朝礼、夕礼と声出しの意味、あいさつの意味である。

別に体育会系とかそういうことではない。

事務仕事系なら多分、内容は変わってくるんやけど。

小さい飲食店なので、声でのコミュニケーションはもちろん重要になってくる。

それはあとづけ。

しっかり仕事前に声を出す意味。

大きく3つ。

①脳を仕事モードに切り替える。(戦闘態勢に切り替える)

②人によるけど、たいがいの人はシャイで声が小さい。

自分も含めて。

でも気づいていない。

これにより、言った、言わないが発生する事案もある。

しかし、一度、声をしっかり発声したあとは声がでるようになる。

うちではお客さんが来たときとWelcomeとか2 customer comeとと大きな声で全体に伝える。

①スタッフ全体で共有し、構えるため。状況把握。

②お客さんに気づいてるよ伝えること。 活気づくり。(根性論とかではない)

上記2点が声出しの主な意味だ。

これも声を出す準備ができてないと急には出ない。

当たり前である。

やってないことはできないのだ。

だから毎日、朝礼でやる。

デメリットなど何もない。

また、その時に顔を上げ、口を開けて声を出すことも重要である。

これは血液の流れの問題や、筋肉の問題もあるが、脳の意識の方向性を変えるという意味もある。

下を向くと気が消沈する。

ネガティブになる。

心を閉ざす。

視野が狭くなる。

逆に上を向くと

気が上向きになる。

オープンマインド、ポジティブになる(方向性の問題)

視野が広がる。

心が落ち着く。

とある。

嘘と思う人はやったことない人から、1回とか数回でやめる人である。

もちろんパーフェクトな効果はない。

しかし、口周辺、首周辺には脳に近く、重要な筋肉や血管が多い。

ぜひ、調べていただきたい。

だからうちでは朝礼時に簡単な体操(伸びや屈伸とか)を行う。

声出しは根性論でやってるわけではない。

が、恥の感情を一つ、打破する意味もある。

自分の経験でもあるけど、恥の感情はもっとも自分の行動を抑制する感情の一つだと思う。

思い切って、仕事前に声を出すことですっきり仕事に臨んでほしい。

最後の3つ目は

仕事を楽しむ

である。

さっきも言った通り、声を出すことや上を向くことが習慣的になると気分のコントロールが少なからずできるようになる。

仕事の時間は8時間。

しかし、通勤や、休憩を含めると半日近い。

1日の半分を仕事に関わる時間に浪費する。

その時間をしんどいだけのものにするのか、自分で楽しい時間にするのかは、環境にもよるが、自分の考え方も大事な要因である。

当然、どうやっても合わない人もいる。

そういう人には縁がなかったということだ。

こちらも現場が働きやすいように改善には努める。

が、相互の歩み寄りは重要である。

ホテルみたいなクオリティなんか無理である(笑)

うちの条件、環境でせっかく働いてくれてるのであれば、その時間は無駄にしてほしくない。

別に朝礼と夕礼だけではなく、個人のキャリアや、給料、お互いに納得できる形でないと仕事なんか頑張れないと思っている。

だから、経営者や、管理職の重要な技術の一つは言語化する能力ではないかと思う。

意味ないことを伝統とか、説明できないのであれば、誰も納得して働けないと思う。

これはカンボジアだろうが、日本だろうが、どこに行っても同じだと思っている。

阿呆な私だが、うちで働いてくれてるみんなにはうちで働いてよかったと思ってもらえるような会社でありたいと願う。

今日も感謝。