カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長のリバ剣日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

子どもの言語。

子どもの言語は国際結婚についてはナーバスな問題だと思う。

例えば、それが日本人と英国人で日本人側が英語で大学に通ってたとか仕事をネイティブとしてるとかなら問題ないだろう。

だって、英語はどこでも通用するし、両親が英語のレベルがネイティブであるならば、家庭内でも何も問題ない。

しかし、両親の言語がレアな言語であればどうだろう。

例えば日本人とカンボジア人。

私たち夫婦である。

日本語は世界で見ればレアな言語である。

現状、日本人が1億人以上いるので、一定以上のシェアはあるが、日本語話者のほとんどは日本国籍者であろう。

カンボジア、現在、伸び盛りの国である。

しかし、そのクメール語はレアな言語である。

カンボジア国外では使うことはあまりないだろう。

カンボジア人のみなさんもビジネスのために英語、日本語、中国語を学ぶ人が多い。

タイ語も人気だ。

なぜなら隣国で出稼ぎに行く人が多い。そもそもタイはかなり発展している。

生まれた当初は英語で育てようかと思った。

しかし、妻から反対された。

親の言語しゃべれなくてどうするの?

その通りだと思った。

今でも迷うときがある。

しかし、日本語とクメール語で育てることにした。

大変である。

私たちではなく、息子が。

ある程度、きちんと日本語、クメール語を理解し、会話できるようになったら、英語の学習も少しずつ始めようと考えている。

だから学校は日本人学校一択である。

クメール語は話せる環境はある。

クメール語の学校に行ってもいいと思ってる。

両親の言語が、子どものころに一番接する言語だからだ。

困ったときに助けることができるのはもちろん家族だ。

最悪、日本に住まなければいけない選択肢もあるかもしれない。

カンボジアで一生を終えるかもしれない。

英語はみな後から学んでいる。

大丈夫だ。

私も今、学習しなおしている。

日本語でいいのはクメール語と違って文献が多いことだ。

学びが多い。

クメール語は残念だが、文献が少ない。

これは学びの機会が少ないとも言える。

英語の方が当然、多いと思う。

しかし、カエルの子はカエル。

飛び越えるのは大きくなってからだろう。

それまでは私が壁になる必要がある。

その際に話しを聞いてあげたい。

何か、助けが必要な時に助けられるようになりたい。

カエルの子はカエル

ゆっくり成長してくれればいい。

今日も感謝。