カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長の日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

チームのもめごと。 店長やリーダーの心構えとルール。

チーム内でちょっとしたもめごとがあった。

ちょっと口の悪い若干文句言いのスタッフLくんとちょっとネガティブで被害妄想気味のスタッフSさんとその友人スタッフRくんだ。

ここで一番ややこしいのがその友人スタッフが料理長だということだ。

ようはマネジメント側の人間が友人関係にある方を擁護する傾向にあるので、実際は小さなことでも大火事になったり、表現が大げさになったりする。

事件の内容はSさんが何か依頼をした際に、Lくんが拒否したり、人道的でない言葉を投げかけたりということだった。

その日、前日の仕事終わりにパーティに参加し、飲みすぎたであろうR君は頭痛でお休み(多分2日酔い)。

その現場にいない。

そしてSさんからLくんにこんなこと言われたような感じであろうと思われる。

その日の営業終了後にRくんか怒りしんしんのメールが私個人に届いた。

とりあえず、状況を把握する必要があるので、妻と一緒に個人面談という事名目で情聴取を開始。

全員する必要はないと判断。

一番、フラットで客観視できる人間を4人、ピックアップ。

情報収集した結果、多分、Sさんが誇張している。(本人にその気はない。なぜならネガティブで被害妄想の傾向のあるタイプはナチュラルに自分に向けた攻撃であり、そう本人が捉えているだけで、実際には攻撃というわけではなくても、そう感じ、誇張するくせがあるから)のだろうと。

またRくんはSさんの友人関係のため、彼女をかばう傾向にあるため、彼女の言うことを信じる傾向にある。

どちらにせよ、火種のもととなる行動はあっただろうし、Lくんはまだ若く、社会のマナーをわかってない行動がちょくちょく報告されているので、そのへんの行き違いだろう。(言い訳も多いのでそのへんが拍車をかけていると思う)

Lくんに関する問題は

1,非人道的な言葉をチーム内で使う(誇張されてる可能性あり)

2,いたずら的なボディタッチがある。

3,サービススタッフに対して、文句を言ったり、オーダーのやり直しの指示に従わないなど。

1,2,は原則、禁止。

それは友人関係であっても勤務中は礼節のある言葉遣いをすること。2回目までは警告。3回目は解雇である。

親しき仲にも礼儀ありである。

3,に関しては完全にアウトである。

サービススタッフが上とかキッチンスタッフが上という話しではなく、サービススタッフは料理の間違いを指摘する必要がある。

だからそのへんをジャッジするのはサービススタッフの仕事。

そのへんが守られなければ仕事にならない。

だから3に関しては言語道断。

このルールが守れないのであれば解雇である。

その辺のルールを決めること。

そして、重要なのが、リーダーのポジションにいる人間が誰か側によってはいけないということ。

常に中立であること。

これは絶対である。

これができない、または従えないのであれば、解雇である。

これができないのであれば管理職はつとまらないし、確実に同じもめごとが繰り返される。

そして、その当人の信用も失う。

最終的にチームが崩れる。

誰のためにもならないし、みんなが不幸になる。

本人らのためでもある、チームのためでもある。

Sさんにも気づいてもらう必要がある。

ていうか、他の8割のスタッフには迷惑以上のなにものでもない。

しかし、これは人の社会では普通に起こることである。

だから、定期的に面談をしたり、コミュケーションの場を設ける。

ポジションチェンジを試みるなど、相互理解の場を設けるなど。

トップとして、こういうことが小さい組織の運営で大事なのではないかと思う。

とにかく、最後に今回、リーダー職の3人にお願いした1番のことは3人が進んでお互いに挨拶をすることだ。

実はこのへんがあやふやで注意は何度かしたが改善されない。

多分、必要性が理解できていない。

今回、改善がみられなければ、解雇も辞さないと考える。

それくらい、挨拶は人間関係において大切なものだと考える。

別に友達になれなくてもいい。

しかし、職場では仕事ができる環境づくりはとても大事だ。

それを作るのはリーダー職の仕事である。

特に年上の人間、立場の上の人間から実践すること。

実はRくんは私と同年代でうちで一番の年長者である。

だから彼と店長がまずお互いに挨拶することを願いたい。

コミュニケーションのきっかけ、相互理解のきっかけなんか小さいことであり、それが誠意のある挨拶だと思う。

一回言うただけで続くわけないので、口酸っぱく伝えていきたい。

今日も感謝。