カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長の日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

路上でスマホのひったくり初体験! 慢心、油断が招く事故

スマホを昨日ひったくられた。

初体験である。

プロの技を体感した(笑)

くやしいがいい勉強になった。

はっきり言うて油断してたし、自分は金持ちじゃないし、服装も外国人っぽくないし、そもそもカンボジア人か中国人に間違われることばっかりやし。

という理由で。

バイクやちゃりは盗まれたことあるが、個人的に自分が身に着けているものを狙われたことは初めてだった。

あースマホのひったくりはこういうことか。

これはあかんわと。

昨日の状況はまず、歩いて近所のお店に買い物に行った帰り。

知人から緊急の連絡があったので、電話してた。

その後、連絡をつなげる必要があったのでスマホを片手に持ちながら、考え事しながら歩く。

この時、片腕でスマホを軽めに持ちながら歩く。

しかも身体の内側でなく、若干外側。

ひったくってくださいと言わんばかりである。

どこがなのかと。

多分、だけど、第一の条件は歩いてること。

カンボジアはバイク移動が多いので5分の距離でもちゃり感覚で原付に乗る。

しかし、脳と心と健康のために最近歩くようにしていた。

バイクの人間からひったくるのは実は難易度が高い。スピードもそうだけど、ふらつくからだ。

狙いを定めにくい。

そして、そんな油断するのはたいがい外国人。

外国人はi phone率が高い。(私のものは2万円程度の安いアンドロイドスマホ

多分、ひったくった人もものがそれだったからがっかりしたことだろう。

売っても2足3文である。(油断してた理由はこれもある)

そして、考え事しながら歩いていた。

スマホの位置も外から触れる位置。

パーフェクトである(笑)

それゃ、盗られるわと(笑)

そのひったくりも人の心理をうまくついているなと。

まず、ゆっくりバイクで近づき、手に触らず、スマホだけしれっと抜き取る。

思ってるより、するっと抜けました( ノД`)シクシク…

そして、そこから加速。

その瞬間に走れば間に合ったと思うが、一瞬だけ、あっけにとられた。

ここがみそ。

多分、これが人間の心理。

状況が呑み込めず、一瞬固まってしまう。

多分1秒ほどだろう。

ひったくり犯からしたらこれで十分である。

その固まった状態でダッシュするのも難しいのだと知った。

その後、もちろん走ったが時すでに遅し。

逃げ切るには十分な距離が開いていた。

しかもその日に限って、バイクの鍵は家の中。

ポケットにバイクの鍵があればもしかしたかもしれないけど、今となってはなくてよかったとも思う。

なぜならそんな心理状態で追いかけたら関係ない事故を起こしかねないと思う。

これは神さまが油断してるぞ、気をつけよ。

慢心するなと言うてくれているのだと。

そして、その翌日にスマホも同じものを購入し、停止していた口座も復旧。

しかし、昨日、連絡が来た人が気にして、うちまで謝りに来る。

謝礼を持って。

いらない。

だって自分の不注意が要因である。

きっかけはそれかもしれないがたまたまそれがその人だっただけで、原因は明らかに自分で悪いのは自分と犯人である。

だから気にしないでいただきたいと。

この謝礼を承認すると話がむしろこじれように思う。

だって、自分と犯人以外の誰も悪くないし。

たまたまである。

ていうかお灸すえてもらって逆によかったくらいである。

とりあえず、私は元気である(笑)

ちなみに今日の午前中んい復旧作業スムーズに完了したのは100%妻のおかげである。

ありがとう。

妻がいなければ私はとうに野垂れ人でいることだけは間違いない(笑)

今日も感謝。