カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長のリバ剣日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

声の不思議。 伝えること、言葉にすることの大事さ。

声って不思議って話しを今日の幹部MTでした。

今回はチーム内の挨拶について。

前回、チーム内で不協和音があった際に、リーダーたちから率先して挨拶しなさいとした。

なぜか。

カンボジア人は人懐っこいように見えて臆病で人見知りだ。

よく道端で声かけてくれるような人は商売上、それをしないと食べていけない人の場合が多い。

または無邪気な子ども。

この場合も物乞いとかのパターンもある。

そうしてもらえるものがあったりする。

カンボジアで生活し、会社を持ち、スタッフと接していると当たり前だが、人間関係の悩みが続々出てくる。

しかし、そのことが問題と捉えていないパターンが多いので案外、支店を出してる社長さんなどはそういう面を知らないような気もする。

中にいないと見えてこないことも多い。

今回は前回、挨拶しなさいと伝えた。

やっているようにみえるが全体に一括して挨拶したりとかでちょっと表面的に見えた。

ていうか、すぐにできるようになるものではないと理解している。

だからこれに関しては根付くまでしつこく経過観察しながらモチベートしていきたい。

さて、声の不思議というテーマだ。

なんやねんと。

声の出し方一つでとらえられ方も違う。

声をポジティブなトーンで目を見て声かけられるとそれだけでうれしくなるものだ。

それが毎日続くとそれだけでコミュニケーションは円滑になる。

声をかけやすくなるからだ。

しかし、逆に声のトーンがネガティブで小さい声で目も見ずに言われたらどうだろう。

誰も肯定的にはとらえないだろう。

ていうかそういう気がなくても誤解される。

そして、いらぬ心配をさせ、疑心暗鬼にさせ、コミュニケーションしにくくなる。

結果、チームで仕事がしにくくなる。

チームが空中分解する。

なにもいいことがない。

当人の小さいプライドが守られるだけである。

別にポジティブシンキングを勧めるわけではない。

私もネガティブな人間だ。

妻のちょっとした態度で妻が私のことを嫌ってる。離婚したほうがいいとか思うくいらいのネガティブだ(笑)

だから意識的にポジティブに考えたり、行動したりすることによって、心を真ん中に落ち着かせる努力をしている。

人間は放っておけばたいていの人間は大なり小なりネガティブになる。

ネガティブとは自己防衛本能だと理解している。

自分を守るための、自分のための行動だからだ。

結果的にこれが強すぎると自分の殻に閉じこもることになり、にっちもさっちもいかなくなる。

全てバランスだと思っている。

ポジティブすぎるとそれはそれでややこしいことだ。

組織のトップはそれでもいいと思うのだが、そんな人ばかりでは組織は回らない。

バランスが大事だ。

だから、ポジティブになってくれとは思わない。

放っっておけばネガティブになるのだから行動をポジティブにしたり、声のトーンをポジティブにしたりしてみるだけでいい。

真ん中にくるように調整できれば、心は平穏でいられるし、フェアに見ることができる。

当然、ネガティブふれることもポジティブにふれることもある。

しかし、真ん中を意識できるかどうかで長い目で見たときに違ってくる。

メリットしかない。

一緒に働く仲間がうちで働いてくれてる間はうちで働いてよかったと思ってもらえたらうれしいなと思う。

それも社長の勤めかなと。

今日も感謝。