カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長のリバ剣日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

同好会の会費の使い道

プノンペンの剣道クラブに入ってもう5年はたつ。

しかし、週1回、来れるようになったのはここ1年くらい。

だからいまだにわかんないことも多かったりする。

今回は会費の使い道で悩むところがあった。

私たちはプノンペンの日本人、または剣道をする外国人の人口自体が少ないので必然的にクラブの規模も小さい。

この日本人と限定した理由は世界の剣道人口のほとんどは日本人になるので、必然的に日本人が少ないとその地域の剣道人口も減るということである。

だからタイトルで同好会とした。

だいたい、稽古にいつも来るのは5人前後やし。

最近はA先生はじめ、みんなの活動のおかげで習いに来てくれてる人も増えた。

うれしいことである。

しかし、同好会というスタンスは変わらない。

だから会費の使い道はあいまいなところがあった。

年上の先輩がたが良識の元に会費の使い道を決めてくれていたので、そこがなんとかなっていたが、今後もそれでいいとは思えない。

ある程度、ルールが必要になる。

そこで、昨日、会議をさせていただいた。

理解の方向性に違いがあるので、話しは行ったり来たりした。

今回の議題は隣国での大会参加をクラブからサポートするのか否かである。

プノンペンでは剣道人口が少ないので審査も大会もできない。

仲間内の練習試合止まりである。

これはあくまで練習の域を出ない。

しかし、タイやベトナムは剣道人口も多く、盛んでレベルも高い。

タイでは昇段審査もある。

なので、私も含め、カンボジア人のメンバーに大会を経験してほしいという思いは強い。

しかし、お金に余裕のある人ばかりではない。

隣国とは言え、日本円でも合計で3万円くらいはかかる。

ぶっちゃけ、私からしても大金である。

私も私の剣道友達のH君も家庭があるので、無駄遣いは許されていない。

なおかつ、Hくんはカンボジアでもお金持ちの出ではない。

インターナショナルスクールで働いている、教員である。

3万円(2万円くらいにしぼることは可能だが)などかなり大金で奥様からの同意が得られるのかどうかというところがポイントになる。

もっと家庭のために使ってほしいと思うのが普通である。

お金が理由でがんばってる人が試合に出場を断念するというのはどうなのかと思う反面、フェアではないというのも一理ある。

これはクラブのみんなから集めた会費であるということだ。

会費であるならば、みなにフェアに何かしらの恩恵があるべきだと思う。

実際、うちの会費は$15/月(日本円で2000円くらい)

特別に高くはない。

ぶっちゃけ、これで道場の使用料を払い、数年に一回ある修理費のために貯金もしておく必要がある。

また数年に1回あるアセアントーナメント出場の資金の足しという意味でも貯金しておく必要がある。

そして、プノンペンは出入りが激しいので会員の数も前後する。

だいたいならして10人くらいのメンバーからコンスタントに会費をいただいている。

ということで、ということでクラブの財布はけっして裕福ではない。

なので、サポートできる金額も限られてくるし、その少ない中でサポートすることになる。

ない袖は振れないである。

また、今は大会に参加希望者が少ないからいいが、多くなった時、どうするのか? この人にはしたけど、あの人にはしないのか?

というところになる。

そこで

今回の会議のあと、考えを整理したが、PPKC基金を作ってしまえばどうかと思った。

少しずつ、みんなで積み立てる。

必要な人にサポートできるように。

しかし、あくまでこれも寄付なので、無限にはない。

多分、人数が多くなったら2人か3人に選抜することになる。

自分で参加の意思表示をしているという前提で、

1,稽古にちゃんと来てる。まじめに練習している。

2,レベルは十分である。

3,部内の先輩メンバーからの承認が得られること。

また、人数が多い場合は上記の条件を満たしている。

それでも多い場合は部内で選抜試合をしてもらい、サポートを得る権利を勝ち取ってもらう。

ということならば公平ではなかろうかと思う。

今度、提案してみたいなと。

今日も感謝。