カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長のリバ剣日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

チーム内で不協和音を感じたときに

チーム内で不協和音を感じたときに、どうすればいいのか。

答えなんかない。

その都度、内容が違うし。

今回の場合は業務拡大による環境要因や仕事への理解からくる不満である。

料理長が不満の声をあるスタッフから聞いてくれた。

そういうことを聞くと本当にどきどきする。

しかし、これこそが、組織の長としての一つ、重要な仕事だと思う。

料理長は正義感が強いし、共同経営の妻も小言が多いタイプだ。

両方、間違ったことは言わないが正義を押し付けることがあったりする。

なので、今回はこの件でランチあとにMTの予定だが、2人とルールをシェアした。

1,相手の話しをまずは聞く。

これは不満を口に出したり、人に話したりして言語化することで課題がクリアになる。

以外としゃべってる間に課題が大したことでないことに気づくことも多いし、問題解決の答えがそこにあったりする。

2,相手の立場になって考える。

同じチームで働いていても人それぞれ、バックグラウンドも考え方も仕事の内容も違う。

当然、一人でもんもん抱えているとそれがネガティブなイメージとして大きくなることはよくあることだ。 私もいつもそうなる。

だから、どうしてそういう考えに至ったのかを相手の立場に立って考えてみる必要がある。

それをすることによって聞く体制ができる。

自分が正義と思っている人は聞く耳などもてない。

この世界でよく白黒つけることをよしとする人がいるが、それをすると無理が出る。

一番わかりやすいのは戦争や宗教関連の対立ではないだろうか。

基本的にはグラデーションでしかない。

見る人によって見える色も景色も違うのだ。

一つの正義なんかない。

正しいとはあくまで主観である。

あるのは現状での最善は何かを常に考え、実行し、修正する。を愚直に繰り返すことではないだろうか。

この最善も一人の価値観に基づくものではない。

状況の中で最善と思えるものを選択するだけだ。

結果、間違うことも多々あると思うし、間違ったと思っていたことが実は最適解かもしれない。

過去には戻れないし、たらればは検証ができない。

想像するしかない。

だから0から100なんてことはない。

ただ、不満を口に出すまでのストレスの許容量が多いか少ないかの違いだ。

これが少ない人は私から言わせてもらうとわかりやすくて楽だ。

これが多い人は不満をためにためて爆発させるから往々にして手遅れになりがちだ。

これの最たる例が自殺であったり精神疾患だったりだろう。

なにはともあれ、チームリーダーや現場の長はこういうちょっとした言動や不協和音を気づいて、私まで問題があることを伝えてくれるのは本当にありがたいことである。

さて、今日の幹部会議は明日に延期して、今日のランチあとはそのためのMTである。

すっきりしたらいいなと願う。

今日も感謝。