カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長のリバ剣日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

お客さんともめた話。

土曜日の夜、お客さんともめた。

その話の前に私はお客様とは言わない。

上下関係ではなくあくまで、私たちはフェアな立場だ。

お客さんが必要とするであろうものを商品やサービスとして提供し、その対価として金銭を得る。

これはフェアな関係である。

だから予約のときも○○さんと書く。

まぁ、それくらいの気持ちということなんだが、

土曜日の閉店間際に来たイタリア系かスペイン系(どっちにしろ欧米系)のお客さんだった。一人は初めてではない。

私が配達から戻ったらなにやら明らかにカンボジア人スタッフを(というより飲食店のスタッフをの方が正確かもしれない)見下しているのか、お客様は神様タイプなのか?

そんなタイプだったと記憶している。

そして、注文していたペンネに対してアルデンテじゃないと言ってこれはだめだと言うていた。

ちなみにアルデンテを知らないのではないか日本以外のアジア圏も英語圏の国もアルデンテより表示時間通りにゆでる方が好まれるし、東南アジアの人はアルデンテだと茹で足りないと言われる。 ので、だいたいその間くらいで収まるようにしている。

いわゆるほどほどだ。

イタリア人や日本人を対象にしているわけではないので、うちのお客さんに対してでは全く問題ないのである。

ていうか茹で加減はその店によって多少変わるし、方針もある。

それを注文してからそこに文句を言う。

ただ、私がかちんと来た一番はその態度だろう。

最後に捨て台詞も吐いていったが、明らかに日本人オーナーというところを差別していた。

閉店時間1分前に来た上に時間内に来たからとえらそうにする。

何様やねんと。

私はその二人からはお金はいらないと伝えた。

ビールのお替りを頼まれたが、閉店時間をとうに過ぎており、もう閉めているのだ。

出そうと思えば出せる。

多分、彼らのマナーがよければ出してあげていただろう。

しかし、我慢の限界に到達していたので、普通にオーダーストップを理由に断った。

俺は客だぞ、という態度でごちゃごちゃいうので、金はいらんから帰ってくれということを伝えた。

そこで二人組も怒って、私はだいぶと罵声をあびせられた。

私は仁王立ちでどうぞご自由にという態度で殴られるかなと内心、どきどきしながら、彼らが捨て台詞を吐いて帰っていったのを見送った。

私ももうちょっとやりようがあったと思う。

調子に乗せるのもどうかと思うし。

ただ、私は商売下手やなーとつくづく思う。

いらんことを言う癖があるが、

今回は言い過ぎなかった点はほめてあげたい。

多分、妻ならうまくやったんだろうなと思う。

こういうときにどうするのがいいのか。

んー自分の中で正解がない。

しかし、自分の中で反省する部分はあれど後悔はないというのが本音だ。

こういうことは禅問答のようなものだ。

課題を持って毎日を過ごしていきたい。

今日も感謝。