カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長のリバ剣日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

Trattoria Bello(私のお店)における声出しの意味。

もちろん飲食店による。

うち(Trattoria bello)では声出しは重要な位置づけにしている。

別に根性論でもなんでもない。

必要なことだから取り組んでいる。

ちなみに私は必要ないことを続けられるほど、努力家ではない(笑)

うちでの声出しするのは朝礼、夕礼、お客さんの入店時と退店時、オーダー通すときとか。

あえてアナログにしてる部分である。

今回はお客さんの入店と退店のときのこと。

なぜやっているか?

1つ目の理由は現場全体でお客さんが来たことという情報のシェアと状況の把握。

2つ目はスイッチの切り替え。(忙しいときはアドレナリンが出ているから自然とできるが、案外、ぼちぼちなときは怠けてしまうことが多々ある)

3つ目はスタッフの状態把握。(声が出てない人がいたり、出してない人がいたりすると何か、問題を抱えている可能性あり)

4つ目にお客様へのお出迎えである。このお出迎えでお客さんもこのお店に私は歓迎されていると感じることができる。こうやって気分よくなってもらうことは割と重要である。

なぜなら、大半の人の舌は気分次第で感じ方がかなり変わる。

私も妻の機嫌がいいだけで食事はおいしくなるし、妻の機嫌が悪いと、味なんかわからないものである。

そんなものである。

うちはイタリアン系ではあるが、普段使いの食堂なので、日本でいうところのお好み焼きやうどん屋さんの感覚である。

それくらい気軽に楽な気分で来てもらいたい。

という思いで作っているので、スマートさもかっこよさもいらないが、元気で明るくを求めている。

失敗はそんなに厳しくしないが、そういう部分は厳しくしている。

えてして、そういう部分ができていると自然とアドレナリンがあがり、集中力もあがるので、自然とがんばれる。

しかし、人は浮き沈みがあるのが普通なので、時々、克を入れる。

いつもついてくれるスタッフのみんなには本当にありがたい気持ちでいっぱいである。

今日も感謝。