カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長のリバ剣日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

お客さんとお店はどちらも対等。

お客さんとお店にはどちらが上とかはないと思う。

お客さん目線であれば、そこに必要なものがないのであれば選ばない。

お店側はこれが必要なものだと思って用意する。

必要とされてるお客さんに向けて商売する。

例えば、私はイタリア産のトマト缶がこの値段でほしい。

AとBとCの業者があって、品質、値段等、こちらの求めているものに一番近い商品を扱ってくれるところと取引する。

またWという業者さんはBという商品が私が必要としているであろうと予測して営業に来る。

求めているものである。 しかし、他にはない。 あっても粗悪なので、多少高くてもそこから買いたいとなる。

必要だし、ないと困るから。

そして、お店を開ける、開けないもお店側の都合である。

日本なんかはあまりお店を休むことが少ないが、カンボジアみたいな発展途上国はお店を何日か営業できない事態になることはちょくちょくある。

今回の選挙なんかもその一例である。

お店を営業するのかしないのかはお店側が決めることである。

その方針が納得いかないとかであればそのお店には行かないという形で意思表示するのがいいのだろうと思う。

だって価値観が合わないのだから。

カンボジアみたいな発展途上国であるのは他にもスタッフのストライキ(うちは経験ないけど)、停電、洪水、感染症によるスタッフ不足、その他、特殊な事情。 あとはクメール正月やプチュンバン(カンボジアのお盆)とかでは個人の商店なんかは軒並み閉めるて、実家で過ごす。 市場もほぼ閉まる。 業者も動いていない。

いつもお店が開いているというのはここ数年の話しである。

世界的にみてもここ数十年のことだろう。

休んでいるお店の告知不足とかを嘆くよりもがんばって営業しているスタッフさんとそのお店を応援し、感謝してほしいなと思う。

ちなみに私は24時間営業も年中無休もなくていいと思っている。

あってもいいが、資格制にするなど、制限を設ける必要があると思う。

動物(人間も動物)が寝るべき時間に寝ないのは身体に毒である。

睡眠不足が万病のもとである。

日が沈んでから働いてくれる人たちには感謝しかない。

本当にありがたいのである。

それだけにそれをしなければ生き残れないような市場の方が健全でないのではないかと思ったりする。

お正月はみな休んでいた。

それでいいと思う。

当然、働く人もいるが、現代はそこの境目が本当になくなってきている。

カンボジアでも徐々にそうなってきている。

営業するのはいいし、がんばってほしい。

しかし、それを当然のことと思われるのは釈然としない。

そしてそれをよしとし、休まず働いてほしいと望む人たちはそういう店を選ばなければいい。

みなが同じ想いであれば自然と淘汰されると思う。

だから、放っておくのが正しいのかなと。

ちなみに今回のんはなんかもやっとするからここに書きなぐってみたのである。

ここまで読んでくださり、本当にありがとう!

今日も感謝。