カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長のリバ剣日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

カンボジアは明日が選挙。

カンボジアが明日、6月5日が選挙。

国民の多数が地元に帰って投票する。

政府からも企業には厳しいおふれが出ている。

お酒の販売は選挙日前日と当日は禁止。

従業員には有給を与えるように。

とか。

それも特別休暇なので、通常の有給とは別で。

期日前投票とかない。

ということでうちなんかは半分が地方出身なので、3日間、お店を閉めることにした。

自分も疲れがたまってて、ちょっと身体の状態が心配だったし、スタッフの退職や、急に毎日、忙しくなっていたことで、現場も疲弊していたところだったので、ちょうどよかったと思うようにしている。

話しは戻るが、この選挙は義務ではない。

行かないという選択肢もある。

だから、企業は日当を300%にしたりして、頭数を揃えるようにしたりしている。

(通常の祝日は日当が200%になるのがカンボジアの法律)

あの手この手で出勤するようにしている。

私としては選挙には参加してほしいという立場なので、お店を開けたい気持ちはあるが、思い切って休むことにした。

行って帰ってくるだけであれば2日の休みで十分だが、なにせ選挙という一つの目的で同じ日に大移動になるので、余裕を持つ意味でも政府の指示通り、3日間のお休みとした。

月曜日は営業するという声は多いが、安全に無事に帰ってきてほしいので3日間とした。

カンボジアの政治状況は現状、1党独裁状態だ。

内戦を生き残ったフンセン首相がトップとして長らく君臨している。

外国人目線で見る限り、首相のリーダーシップでカンボジアは発展を遂げたのだろうと思える。

しかし、こういう発展途上国ではよくあるのかどうかはわからないが政権転覆を狙うような話はときどきある。

だから、選挙の際には事件が起こる可能性が高い。

4年前の選挙の際も確か事件が起きた。

詳しくは書かないけど。 詳しく知らないし。

今年は予備選。

来年が本選挙。

どちらも大事。

だからこそ、選挙には参加してほしいし、興味を持ってほしい。

また、何事もなく平和に選挙が終わることを祈る。

こういう発展途上国に住んでると政治は命がけだということがわかる。

平和でありますように。

今日も感謝。