カンボジアで小さな食堂を家族で経営するアラフォー社長のリバ剣日記

カンボジアで小さな食堂をカンボジア人の妻と3歳の息子に支えられて経営しています。

どうやっても一定数の欠勤は出るよ。カンボジアで経営してて思うところ。

カンボジアで経営していて思うところ。

どうやっても一定数の欠勤は出る。

給与水準が低い場合はそのレベルの人しか来てくれない。

嘘をついて簡単にお休みする。

給与水準を上げても、仕組みを欠勤、遅刻の少ない人を評価する制度にしても、一定数の遅刻、欠勤は出る。

ずっと思ってるけど、嘘をつきたい人なんかいない。

人の習性である。

自分を守るために嘘をつく。

だが、あんまり厳しくしすぎると本当に健康を害する恐れもある。

無理はしてほしくない。

ある程度、仕組みを作り、コミュニケーションの取れる環境を作ることに努めたら、あとは都度、対応するしかない。

自己管理にも限界がある。

そうは言っても発展途上国(というか日本以外はたいていだけど)は格差が大きい。

うちがよそよりいい給与水準だとしてもじゃあ外国人と比べたら当然少ない。

出したくても経済の成り立ちと商売の形上、出せないのだ。

しかし、先進国の人以上に自己管理の程度は低くなる。 それは知識や医療、環境の問題といった、こちらががんばってどうこうできる範囲を超えている。

だから、やれることやったらあとは都度対応する。

欠勤することを怒るより、きちんと休んでもらうほうがいい。

こういうところが店舗展開とか次に進むことを躊躇する理由の一つでもある。

人数増やせば、分配できる給与にも限界があるので、昇給が難しくなる。

かといってぎりぎり過ぎたら休めなくなって自滅する。

毎年、どうするのがいいのか試行錯誤である。

小さい個人のお店と大きな会社ではやり方が違うし、お客さんの求めてるものも違う。

ほしい利益も違う。

資本力のない私が大きいとこと勝負しても勝負にならない。

だから勝負しない。

ていうかもともと勝負という概念があまり好きではない。

よそと勝負するのではなく、お客さんを見て、現場のスタッフを見て、自分を見て、自分の周囲を見て、行動を決める。

勝つとかより、かかわるみんなが喜んでもらえるようにできればと青2歳は思う。

今日も感謝。